バカの世界はいつだってn=1

ここは私の日記帳

無線の免許がどうとかでイキってるやつ

https://togetter.com/li/2153020

 

なんかこういう話って定期的に出てくるよね。

わかっていないやつが適当に話しかけてきたからオレサマが正しい知識に基づいて論破したった!みたいなやつ。

前見たのは電器屋Wi-Fiルーターの販促員に話しかけられて、「それって○○のこと?それとも○×?そもそもWi-Fiとは?」みたいなイキリオタクの知識マウントみたいな返ししたった、ってやつだったかな。

いや、分かれよ。文脈でわかるだろ、いまそんな精緻な話はしていないのは。学会とか専門家会合とかじゃないんだからさ。(逆に専門家同士のほうが暗黙知が共有されていて削ぎ落とされそうな気もするが)

 

今回は警察で、法の執行官である以上最低限の知識は身につけるべき、という指摘もあって、それは確かにその通りだと思うんだけどさ。

でもみんながみんな百点満点で完全な知識を身につけられるわけでもないじゃない。

警察vs一般人、みたいな対立構造で、「無辜の一般人たるオレサマに疑いをかけるからには立証責任はそっちにある!裁判で不利にならないよう一言一句正しくないとオレサマは答えないぞ!」って頑張るのにどれくらいの意味があるんだろ。

特にやましいこともないんだったら、「ごくろーさまでーす、無線従事者免許のことですか?それとも無線局の登録証ですか?それならコピーがここにあります」って言えば済む話で、怪しくなければ即開放されてお互いハッピーなんじゃないの?

もちろん警察官がそういった知識を知っておくべき、とは思うけど「これでその警察官も少しは勉強になったんじゃないですかね」ってお前・・・

なんで自分から無駄なトラブルを増やしに行くんだろう。

あと、まあ過去に警察絡みでトラブルとか嫌な思いをしたので協力したくない、っていう人もいるんだろうけど、それはそれで特定の警察官個人の話を全体に敷衍するのは雑すぎるし、何なら警察だって人間なんだから最初っからそんな対応されたら面白くないもん、許される範囲で確認はするだろうよ。

でもそれはお前が「他の」警察官にされた嫌な思いを、同じ警察という職業って言うだけで違う人に意趣返ししたんだもん、そりゃされた方はムッとするでしょ普通。

もちろんその態度は公僕としてどうなんだ、という議論はあるけど、個人の行動として何らやましいところもないのに無駄に警察に突っかかるのって百害あって一利ないと思うんだけどなぁ。

で、そういう話をすると必ず「そんなに警察を信用できるのか!お前らは権力に飼いならされた犬だ!」みたいなのも湧いてくるんだけど、逆に聞きたい。

そんな無知で蒙昧で残虐で暴力装置で横暴な国家権力であるはずの警察に、なんでそんなに突っかかるの?

そんなに悪辣な人たちなら、挑発するような言動をしたらもっとめんどくさいことになることくらいわかりそうなもんじゃない?

現場で末端の人にそんな嫌がらせじみたことしたって何も変わんないでしょうに、やってることがデモとか沖縄の辺野古とかで機動隊員に突っかかってる人と一緒なんだよなぁ。

 

そういえば思い出した。

学生のころ新歓コンパで古今東西ゲームやろう、ってなったときにいきなり一発目から「じゃあ俺から!古今東西ガンダムモビルスーツの名前!」とか言い出して居並ぶ女性陣をドン引きさせた挙げ句、「じゃあ・・・ジオング?」って答えに対し「ブッブ〜!ジオングモビルアーマーでしたぁ〜!」って高らかに言い放ったやつ。

当然その後そいつは丁重に無視され、二次会移動時に撒かれてフェードアウトしていったんだけど、まあいい年して同じようなことやったら周りの人もそういう対応取るよね。

 

年末

年の瀬、引っ越し作業をしていたら脱走を企てる飼い猫を捕獲した際にぎっくり腰になるという最悪の出来事があり、ベッドで呻吟しています。

そんな中、例の暇空氏の監査請求に動きがあったようでなかなかホットな年末年始になりそうですね。

あまり言及はしていなかったですが、一連の動きはずっとウォッチしていました。

はてブコメントのなかでも特に秀逸だったのが下記。

【速報】暇空氏のもとに住民監査請求の監査結果が届く

どうせせいぜい鼠一匹、ちょっと是正すれば済む程度の話なんだろうから、最初から「一切問題はない」なんて主張しなければいいんだよね。Colabo側の無謬主義のせいで勝手に苦しくなっている。森友時の安倍政権のようだ

2022/12/29 14:31

b.hatena.ne.jp

これだけ周囲から、監査請求の結果でこんな厳しいコメントが出るのは珍しい、どうも今までとは様相が違うぞ、という話になっているのに「ちょっと是正すれば済む程度の話」と矮小化するテクニックもさることながら、大筋では「戦術を間違えたね、でも大した話じゃないけど」というニュアンスで今回の被害を最小限に抑え、さらには最後に「森友時の安倍政権のようだ」という捨て台詞でチクリと言ってやった感を出す。

まさにプロの仕事です。

 

とはいえ、見てる感じ当初はColabo及びその界隈を支援する声が結構目立っていたはてブ界隈も、今やすっかり風向きというか旗色が変わった感があります。

たまに無理筋で擁護しようとする増田が現れても、トップブコメは大体批判的な内容、ということで、悪名高きはてサ界隈ももう面倒見切れない、といった印象を受けます。

anond.hatelabo.jp

↑これなんか顕著ですね。

今更保護対象の女性を盾にして「叩くな」って、もう3周くらい遅れた議論のような気がしますが、いまだにこういうのが出てくる‥‥というかこういう形でしかもう擁護できないのかな、と思ってしまいます。

あまりの周回遅れっぷりに釣りなんじゃないか疑惑もありますが、それにしては釣り針に返しがついてない気がするんですよねぇ。

実際問題、今回の騒動がどのように決着するにしろ、今後この手の活動に対する支援や助成、業務委託はかなり厳しく実態をチェックされる方向に変わるでしょうから、Colaboだけでなく真面目に活動している団体も事務工数などの負荷が増えるのは間違いないでしょう。

でもそれは本来そうあるべきものが例外的に甘く(緩く)運用されていただけなので、逆に言うとそういう特権に胡坐をかいて雑な経理を行っただけでなく「不正はない!」と開き直り、スラップ訴訟紛いの圧力で問題を封じ込めようとして却って騒ぎを大きくしたColabo側が全面的にその責めを負うべきだと思います。

年明け以降、まだまだ動きがありそうなので引き続きウォッチしていきたいと思っています。

 

 

謎の中企業診断士

 

一般的に小規模事業者の書類作成レベルは低く、colaboはむしろ優秀なほう、とのことですが、必要なBSの開示を数年間行っておらず、泥縄式っぽく出してきたcolaboよりレベルが低い事業者って、いったいどういうレベルなんでしょう。

この状態の数値をして「会計的に不正はなく特に問題ない」と言い切った優秀な弁護団もそうなんですけど、なんか会計を舐めてませんか?

本来きちんとやらなければいけないものを、きちんとできていなかったらまずはごめんなさいですよね?

そして、「指摘を受けて確認したところ、これまで良いと思っていた処理に誤りがあることが多々見つかった。都にも指導を仰ぎながら訂正処理を行っている。今後は正しい会計処理を進めていく」とかならわかるんですよ。

じゃあ次は気を付けてね、で終わるかもしれないし、少なくとも一定数の外野はそれで納得させられると思うんですよね。

なのに、「わざとやったわけじゃないから不正じゃない」「都もこれで受け付けてて文句言っていないんだから問題ない」「ルール上ダメって書いていないからやっても問題ない」と強弁した挙句、それらの指摘をハラスメントだ!攻撃だ!って言い出すからおかしなことになるんでしょう。

そういう指摘を受けている中で、こうやって「みんなできてないんだからいいじゃん、しょうがないよ」みたいな雑なフォローをしようとするから余計火に油注ぐことになるわけですよ。

この人、↑のような発言に続けて

いきなりどっちもどっち論を出してくるんだからなお酷い。

温泉むすめ騒動については興味が無いのでざっくりとした知識しかないけど、あれって会計上の不備の話でしたっけ?

特に問題の無いゾーニングされた表現に対しいきなりお気持ち表明してボイコットだなんだまでちらつかせて取り下げさせようとした活動と、少女救済を題目に掲げて事業委託を受けながら満足に活動もせず会計報告は間違いだらけ、なのに毎年委託金の額は増えていく活動に対しそのことを指摘すると弁護士7人つけて議員会館で記者会見して1000万円規模の訴訟を提起することが「一緒なんだよ」なんですか?

今回の騒動がこれだけ大規模になって、しかもなかなか鎮火しないのは、暇空氏側の戦略もあるけどこうしたトンチキで無理筋な擁護をしようとする取り巻きがいることが原因だと思う。

 

 

割と真面目に

会計上の疑義はどんどん出てくるし説明は下手くそで到底納得できないし情報は黒塗りで公開されないしなのに弁護士は妙に強気だしで疑惑は深まっていくばかりのあの界隈ですが、なんか応援していた人に覚醒剤使用での逮捕者が出たとか。

私もはてブで賢しらぶって「推定無罪の原則ガー」なんてコメントしましたが、あとの報道とが見るとかなり真っ黒に見えますねコレ。

暇空氏は最近良く「消されるかも」「俺は自死だけはしない」「公安、守って!」なんて言ってますが、それも宜なるかな、って感じです。

でもこれらの話のそもそもの発端を考えると、仁藤氏が温泉むすめを雑に燃やしたことに暇空氏が怒りを覚えたことに遡るわけで、その後カウンターとして(?)仁藤氏がバス傷の原因を暇空氏に転嫁し、激化していった……という経緯を考えると、界隈でまずやり玉に上がるのは仁藤氏の方なんじゃないかと懸念しています。

なんとなくこれまでの発言とかを見る限りだと、今回指摘されてるような補助金助成金などをうまく利用して活動費を稼ぐようなスキームを考えた黒幕は別にいて、仁藤氏は見映えの良い神輿として担がれてるだけのようにも思えます。

そうなると余計な発言をして藪蛇な事態を招き、長い年月をかけて作り上げた仕組みを崩壊寸前まで陥れた張本人は誰だ、ということで、なんかあまり楽しくない未来が想像されます。

誰の身にも、何も物理的な被害がないことを祈念してます。

マンガだったらこのタイミングで仁藤氏が「バッシングを苦にして」自死、そこまで追い込んだ張本人として暇空氏を非難し、疑惑のスキームは曖昧のまま……って黒幕が動きそうな展開なので。

なんかこうしてColabo関係の話題を追っていると感じるのが、「みんな割と会計に興味が無いんだなぁ」ということ。

きっかけや動機はいろいろあれど、今現在で話の争点となっているのはColaboの不正会計疑惑だと思ってます。

どのような形であれ法人格を持って運営をするのであれば、ステークホルダーに対して正しい財務状況を適切な形で公開するのは必須だと理解しているんですが、一般的な認知としてどこまで厳密に運用されているのかは知らない人がいても無理はないかと思っています。

とはいえ一般常識の範疇として、「会計はちゃんとやらなきゃいけない」のは大前提として、「でも実際にはそこまで手が回らない/計算を間違えてしまった」というときに、普通の人はそこに罪悪感を覚えるんじゃないかと思ってたんですが、これがどうも違うようです。

弁護団の人たちはある程度意図的に「これらは不正ではなく、悪意の無い過誤の積み重ねであり、悪質性はなく都も特に疑義を呈していない以上は問題ない」という方向性で攻めていこうとしているのかな、と思いますが、はてブツイッターなどで擁護している人たちを見ていると、どうも本気で「これくらいは大した間違いじゃない」「誰でもやってること(どこでも起きてること)」「わざとやったわけじゃない」と思っており、「わざとじゃない以上は責めるべき話ではない、にも関わらず監査請求など過剰な攻撃を仕掛けてくるのは不当!」と思っているっぽいんですよね‥‥。

会計ってそんなに甘いもんじゃないはずなんですけどね。

特に人様の金を預かって業を営む以上は最優先で対応すべき事柄のはずなんですが、本気で「本業(女の子を救済する?)が忙しいのだから、会計なんて些末なことは優先順位が下がるのはしょうがない」と思っている節があり、こりゃ分かり合えないなぁと思った次第です。

そういうことに口を出さない、金を出してあとは黙って任せてくれるパトロンを探し出して、その寄付金だけで団体を運営しているのなら誰も文句は言わないんでしょうが、今回のケースはそういう建付けではないですよね。

今回の話が炎上を続ける理由の一つに、こういう会計の軽視に対する怒りのようなものも結構含まれているんじゃないかと思う次第です。

 

 

 

不動産 賃貸or所有問題

 

anond.hatelabo.jp

こういう増田があって、いろいろ疑問点を並べているわけです。

これは本当に私も疑問で、運営の当事者でない立場からすると賃貸のほうが何かと機動的なんじゃないかと思うんですよね。

 

で、ブコメには「賃貸はあり得ない」「手間もコストもかかる」「そもそも貸してくれる人がいない」「だから所有するのは順当」というのが軒並みスターを集めているんですが、ちょっと違和感があるんですよね。

まあ、手間もコストもかかるのはその通りなんですが、だからそのために営利目的じゃない一般社団法人という形態で行政とうまく連携してやってるんじゃないの?という疑問が一つ。

もう一つが、そもそもこの事業をやる以上シェルターの位置は絶対的に秘匿すべき事柄で、もし悪意を以て拡散されちゃったらシェルターとしての機能を果たせなくなる、「詰み」の状態になることは明白なわけです。

そのリスクを考えたら、他にどんなデメリットがあろうとも、コストや手間的に見合わなくとも、逃げ場のない「所有」という形態ではなく「賃貸」とするほかないんじゃないかなぁ、と思うんですよ。

あ、もちろん所有と賃貸のハイブリッドで運用するというのはありかもしれませんね。

でもそういう申請の仕方してるんでしたっけ。

 

 

AV新法効果

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ニューヨークの真ん中で怪しげなまじないをしている男がいる。

通りかかったビジネスマンが何をしているのかと尋ねると、「ワニ避けのまじないをしているところだ、邪魔をするな」との答えが。

「ワニだって!?」

ビジネスマンは驚いて言う。

「こんなニューヨークのど真ん中にワニなんかいるわけがないだろう!見たことないよ!」

男は得意げな顔をして答える。

「そうだろう。ワシのまじないはよく効くからな」

 

 

ぱっぷすのAV被害の相談件数が少ないのは、何か謎の力が働いて相談に行く前に事前に解決したからです。あって良かったAV新法!