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ここは私の日記帳

ザコシのお笑いに対するインタビューの件

「優勝レベルの芸人はもう出てこない」 ハリウッドザコシショウ、SMA後輩芸人への苦言の真相

この芸風で大真面目にお笑い論を語る姿を衆目に晒すの、人柄としては好感が持てるかもしれないが面白さという観点では圧倒的にマイナスしかないな。ウケると思ってんのかな。

2023/07/29 13:49


 

この記事にこういうコメントをしたんだけど、案の定「芸人だからって常に面白いことを言わなきゃいけないのか!」みたいなコメントがついて、まあそれはその通りだとなんだけどやっぱり誤読されてんな、と。

当たり前だけど発言すること自体は勝手だし、自分が努力する様を声高にアピールするのも自由だし、逆にそういう面を徹底的に伏せてミステリアスなイメージを守るのも本人の自由だし、突き詰めて行けば営業戦略の一つだと思う。

ただその結果が、半裸にテンガロンハット被って素っ頓狂な大声で「珍棒」を連呼する、という芸風とマッチしているかどうかというと、マイナスのイメージしかないんじゃないの、という感想です。

記事を読む限り、根っこのところではすごい真面目で、お笑いに対してこの人なりに真摯に向き合い続けてて、常に他人より面白くあることを希求してきた人なんだろうなぁ、というのは解る。

なんだかんだ言いながら後輩のことも放っておけないくらい面倒見がよくて、自分が先人にしてもらったことの感謝をちゃんと次の人にも伝えられる人なんだろう。

でも何だろ、次からこの人がテレビに出てきて、大げさな身振りで「誇張した◯◯!」って言いながら大声を出して最後に変顔をする、みたいないつものネタを見せられても、「一生懸命考えた結果がこれなんだ。。。」「後輩にネタ作りの大切さを説いておいて、結局いつものパターンなんだ。。。」としか思えず、一つも笑いには繋がらないな、少なくとも自分には。

・・・という意味のコメントでした。

もちろんこれは個人の感想の域を出ないので、世の中には海パンにテンガロンハットで奇声をあげることを芸と受け止めて大笑いする人がいるんだろう。

というかそちらが多数派なのかもね。

 

業界が違うけど、酔っ払いに絡まれる子供を適切に保護したことでヒールレスラーのグレート・O・カーンがうっかりニュースになって感謝状までもらってそれはそれですごいことなんだけどキャラ作り的にどうなんだろと思ってたら後日の試合でしっかりその感謝状をギミックに利用してるのを見て流石だな、と思ったことを思い出したりしたよ。