あの人参戦!
Colaboと仁藤夢乃さんへの攻撃を煽ったのは、 AV業界と性売買業界とそのシンパです。https://t.co/eqB9i4yhM9
— 郡司真子/ Masako GUNJI (@Koiramako) 2022年12月5日
いきなり殴りこんできてちょっと笑っちゃった。
先日発足したという「Colaboと仁藤夢乃さんを支える会」に名前が無いな、とは思ってたんですが、ちゃんと例の会見当日にこういう声明を出していたんですね。
(ツイートは12/5ですがドキュメントは11/29に投稿したみたいです)
暇空氏は以前こういう記事をnoteとYoutube動画に出しているので、まるきり絡みが無いわけでもないようですね。
郡司真子氏も先の声明の中で「問題になっている加害者には、私も散々デマを書かれています。」と書いておりますし、今回の声明で「Colaboと仁藤夢乃さんへの攻撃を煽った」と言っているのは暇空氏のことで間違いないんじゃないかと思います。
もちろん、郡司氏は声明の中で「アンチフェミニストのコンテンツのPVをあげたくないのであえて引用しません。」とのことで名前を出していないので、違う可能性もありますが。
しかし、こういうので名指ししないでグダグダ言うのってなんかエアリプで負け惜しみ言ってる人みたいでクソだせぇっすね(個人の感想です)。
で、これを見る限り郡司氏は暇空氏のことを「 AV業界と性売買業界とそのシンパ」と表現しているようですが、これって本当なんですかね。
暇空氏のことはネトゲ戦記のころからちょくちょくウォッチしていましたが、そういった類の発言は聞いたことないです。
今回のColaboの話にしても、そういった立ち位置からの攻撃はしていないですし、支援を受けているような様子は見受けません。
(村西とおる監督とか、セクシー女優の方がColaboへの指摘に対し肯定的に言及しているのは見たことがあります)
本人もこんな感じみたいです↓
なに、AV新法も絡んできたの?まあ最近見てないけど昔お世話になった恩人みたいなもんだしな…
— 暇空茜 (@himasoraakane) 2022年12月5日
なんかこの界隈の人特有の、自分の敵は全部敵、みんな裏で繋がって自分を攻撃している!という認知の歪みのようなものが感じられて心配なのですが‥‥。
なお、すぐリプライが来て命がけだそうです。
すぐに気持ちの悪い嫌がらせリプライがきた。
— 郡司真子/ Masako GUNJI (@Koiramako) 2022年12月5日
性売買業界と対峙するのはいのちがけだ。
しかも報道機関や出版関係にまでSWIWやリベラルミソジニーの性売買合法化勢が侵食している問題がある。
見てないですけど、なんか危害を予告するようなリプライでもあったのでしょうか。
それなら早くしかるべき機関に訴えたほうがいいと思いますよ。
提訴
今回の件で今ひとつ腑に落ちないのが、「なんでいきなり提訴に至ったのか」なんですよね。
いやもちろん、普通に考えれば絶大な効果があるし、正当性を示すには一番良い手段だとは思うんですけど、でもやっぱり手間も時間もかかるし、普通に考えれば最終手段だと思うんですよ。
普段、見出しにするために「自業自得」ってコメントを要約されるだけで即鬼電してその日のうちに取り下げさせるくらい動きの早い人が、9月からずっと沈黙してると思ったらバス傷被害をツイッターで呟いたくらいで、その後いきなり提訴なんですよね。
あ、食事代のところでも一旦反応してるか。
でも今回の訴因であるタコ部屋デマについては特にコメントはなかったように記憶しています。いやしてるのかもしれんけど、私は見てないです。
普通に考えれば、訴えをおこす前に否定するコメントを出すとか、直接暇空氏と討論するとか、何かしらあってもいいような気がするんですよ。
もちろん、悪意を以てデマを垂れ流すような輩は無視して当然、なぜ時間を割いて相手しなければならないんだ、というのも成り立ちますしその通りだと思うんですけど、今回は実害が出たから訴えてるわけで、じゃあ実害が出てるなら裁判なんて迂遠な方法を取る前に手っ取り早く解決しようとしなかったのはなぜ?と思ってしまうんですよね。
先日の会見からは、自己の正しさには絶対的な自信があるように見受けましたので、じゃあそれをとっとと公開して叩き潰してやればいいじゃん、なんでわざわざ被害が看過できないレベルに大きくなるまで待って、訴えたの?と。
悪い見方をすれば、先日のような会見を開けば自己の主張を広く知らしめることができて、いつもの仲間たちが都合よく切り取って拡散してくれて、尻馬に乗る有象無象たちも訴訟リスクをちらつかせることで黙らせることができる、という作戦だったんじゃないの、と思えてしまいます。
まさか即反論できなかったのは疑惑が事実であり反論できなかったから、それ以上突っ込まれたくなかったから、ということは無いと思いますが。
おうえんだーん
一般論。
あくまで一般論なんですけど、「SNSで中傷された!」「ネットストーカーだ!」「リベンジポルノ的なサイバーハラスメントだ!」って訴えてる人がいるとするじゃないですか。
その主張をしている弁護士の方々が、自分の個人アカウントを持っているのに、わざわざ「応援団」みたい体裁のアカウントを取り直して、ネット上で「その理屈はおかしいのでは?」と指摘する人たちに「どこがおかしいか言ってみろ、言えないならそれは誹謗中傷で訴えられてもおかしくないぞ」と言って回ったとしたら、それって倫理的にはどうなんでしょうね。
いや、多分まず間違いなく法的には問題無いと思うんですよ。この例え話だと法の専門家である弁護士がやっている、という仮定ですし。
でもそれって、反社会勢力の人たちがシャツの袖から刺青ちらつかせながら「おう兄ちゃん、それ以上言うたらどうなるかわかっとんやろなぁ?」と凄むのと何が違うんですかね。
とはいえ、なんかこれまでの経緯からすると、本当は無関係の第三者があくまで義憤に駆られ活動している体裁でやらなきゃなのに、内部の人しか知り得ないような論拠で反論して馬脚を表しそう。もしそういうことをやっている人たちがいればね。
リーガルハラスメント
ウォッチしていてよく見かける意見で、今ひとつ納得行かないというか、理解できないのがこういう意見。
「暇空はcolaboの監査請求を嫌がらせ目的と公言しており、これは権利の濫用であり不当」
一応、私が認識している限りでは、確かに暇空氏は当初は温泉むすめの炎上騒動がきっかけで色々調べ始めたと言っており、疑惑のいくつかを指摘した際ももうコンテンツを燃やさないというなら取り下げると発言していた。
その後バス傷騒動があり、「暇空が扇動した」とも取れる発言があり、では徹底的にやろう、となったはず。
その後は一貫して「一都民として税金の使途に疑義があるため」と理由を説明しており、もちろんその本心は誰にも解らない。
一方で利用している監査制度や情報公開要求は法の下で保障された市民の権利であり、バカっぽい言い方で申し訳無いが「嫌がらせ目的で濫用してはならない」とは規定されていない以上行使を掣肘される類のものではないはず。
勝手に内心を慮って不当な要求と断じるほうがよっぽど問題だと思うが……。
そして一番大事なのは、仮にそれらが不当な要求だと判断されたとしても、それだけでcolaboに対して示された疑義が晴れるわけでも、必要な公告を行っていなかったという懈怠が免責されるわけでもないということだ。
暇空氏を女性蔑視のパブリックエネミーに認定し、その行動原理を一萌えコンテンツの保護に求め、「このような人物が言っていることだから、その内容も取るに足らないものなんですよ」と矮小化しようとしても、それとこれとは別の話のはず。
そういや昨日の報告書も、結構意図を勝手に汲み取って「このような意図を元に問題をでっちあげてるにすぎない」って断罪している箇所がいっぱいあったと思うけど、あれって法廷戦術としては結構普通なものなのかな。
「いや、そんな意図ないですけど」って言われたら瓦解するような気がするけど、それも裁判官の心証次第なのかしら。
公開資料
やっぱB/Sだけじゃわかんねーなー、C/FとPLもほしいなー、と思う今日このごろです。
財務三表って相互に関係しているので、それぞれチェックすることで読み取れる情報もありますし整合性も確認できるわけですよね。
B/Sだけだとそのあたりの動きがちょっと見えないんだよなぁ。
まあ利害関係者というわけでもないですし、公告義務も無いみたいなのでどうしようもないんですけど。
そうそう昨日の報告書?公開資料?
どんどん有識者が色々指摘しているみたいなのですごいなあと思うんですが、個人的には共産党との繋がりについての質問に「特定のどこか、ではなく理念が共有できればどこでもウェルカムっす!」って答えてるところ、まあそりゃそう答えるよな、って思うんですけど、自民党の馳議員が視察に来たときは最初っから喧嘩腰で追い払おうとしてませんでしたっけ?
報告書
こういうの読むの慣れてないから疲れたけど、一通り目は通しました。
「説明した!」「明解になった!」って言ってるけど、全体的に「それは違う」「事実ではない」「その指摘は不当である」と言い募ってるだけで、あまり説得力は感じませんでした。
まあ実際、やってないことを証明するのは無理に近いので、その辺が限界なんじゃないかと思うけど。
ただ、B/S掲載していなかったところだけいきなりトーンダウンしたのはさすがに笑っちゃった。
ここだけはどうにも言い訳できなかったんだろうなぁ。
ただそれにしても、「作ってたよ!ちゃんとやってたけど、貼るの忘れてただけ!そしてもう貼ったからいいでしょ!」って言いながら、最終更新日が今月の日付の過去数年分のB/Sを突然貼り付けるのは、「指摘されて慌てて作ったのでは?」という疑惑を否定できないと思う。
もちろん毎年ちゃんとExcelで作って備置してました、最終的にPDFにするために最新のバージョンのExcelで作業した日付が今月でした、っていう理屈も成り立つんだけど、さすがにそれは都合が良すぎてちょっとにわかには信用しがたい。
元ファイルとか作業ファイルとか公開してくれればいいのかな?でもこれだけ騒ぎになったらタイムスタンプくらいいじれるだろうからいまさら無理か。
素直に「作成してませんでした、ごめんなさい。なのでさかのぼって作成しました、今後は気を付けます」とかならともかく、そういうところで疑惑が残るようなやり方を取ってる時点で、他の強弁しているところも「やっぱり何か怪しいのでは?」と思ってしまうな。
あとタイヤについては全く説明になっていないですね。
同じようなカテゴリだったら違う費目に計上してもOK、なぜならそれは禁止されていないから、みたいなこと言ってますけど、それやり始めたらなんでもアリじゃないですか。少なくとも真っ当な会計処理のやり方ではないです。
タイヤ買います、タイヤ買いましたって言っておいて実はタイヤじゃないけど車関係にお金使いました、まあ車の機能を維持するって点で言えば同じようなもんだから別にいいでしょ、って税務署で大真面目に主張したらどうなるか考えてみるといい。
ということで、言うほどすっきりはしませんでした。
会計知識が無い人に対してなら「あ、そういうもんなんだ。じゃあ変じゃないよな」と思わせる書き方はさすが弁護士軍団かと思いますが、専門家が見たらどうなんだろう。
そして一つ一つについては、まあそういう理由も成り立つよね、とは思うものの、それらが全部複合的に様々なところで発生していたらそりゃわざとやってるんじゃないの、って疑われるのも無理はないわけで、個別の質問に答えるような形で敢えて全体像を見えなくしているような印象も受けました。
まあ指摘する側もまだまだ隠し球を持っているみたいなので、これから第二ラウンドなんでしょうけど。
記者会見
無事(?)暇空氏が訴えられたそうで(訴状は未着とのことですが)、暇空氏には触れず周りの迂闊な発言をした人何人かを訴えてお茶を濁すのでは、という私の予想は見事に外れました。
ただそうなると、多くの人が事前に言及している通り、途中で和解には応じないことを既に明言している暇空氏とは裁判で争うことになるので、その過程で数々の疑惑に対し検証されることになりそうです。
侮辱罪は例え事実であっても悪意を以て流布した時点で成立する、とはよく聞く言説ですが、当然ながら罪の軽重を判断するにしても「事実かどうか?」は重要な論点の一つになることは避けられないでしょうし。
(追記:名誉毀損は事実であれば阻却されるんですって。知らなかった。ってことはなおさら真実性が争われることになるんですかね)
ということで、これこそが暇空氏が求めてきた展開であるわけで、そんなことも百も承知でそのリングに乗ってきたcolabo側の方々はどのような作戦でそれに挑むのか実に興味深いです。
また場合によっては暇空氏から逆に提訴されるリスクもあるわけで、バス傷事件とか数々の嫌がらせを暇空氏と結びつけるような表現はちょっとでも行き過ぎがあったら逆にウィークポイントになり得るということで、こちらも大変そうです。まああれだけ弁護士が付いてるんだからその辺は素人には解らないレベルできちんとケアしてるんじゃないかと思いますけど。たぶんね。さすがに。
というわけで、よくある展開だとこうして訴えを起こした時点で被害者としての立ち位置をがっちりキープ、あとは水面下で和解するなり大幅に減額されるも訴えの一部を認められて罰金命令、それを勝訴として喧伝する……となっていく局面ですが、今回はどうもそうはならずにこれがまだ開幕のゴングに過ぎない、という状況かと理解しました。
いずれにせよ、
「colaboが掲げる理念と実際に行っている支援活動」
と
「colaboにかけられた数々の不正疑惑」
は別次元の話ですので、困っている女性を助けているんだから多少の不正は目を瞑れ、も、女性を困らせたいからcolaboに嫌がらせで不正の疑惑をかけている、も誤った言説です。
特に後者については、暇空氏に対し女性憎しもしくは蔑視、搾取したいという欲望を原動力として数々の嫌がらせを行っているとストローマンどころかウィッカーマンばりに罪を着せ、火をつけることで自らの罪を清めようとする戦術が成り立ちうるので、扇動されないように見極める必要があるかと思う次第です。
あとは、本件に限らずまたどっちサイドかにも限らず、生死に関わる言葉を使ったり容姿などについて口汚く罵ってる人たちは自重するべきですし一線を踏み越えたら然るべく処罰されるべきです。